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「人とくるまのテクノロジー展」での展示を通して

岩手連合学生フォーミュラチーム(SIFT) リーダー 中津川 壮

2017 人とくるまのテクノロジー展でのPR活動を終えて

(1) 二校で交流して得られたこと

日本自動車大学校とは車体構造の違いや、設計思想の違いを話すことができました。

バッテリーの重量による強度についての苦労話など、こちらから提供できるのはありませんが、FFN様の車両を見て勉強するものは多々ありました。レギュレーションで指定されていないフレームの箇所を1インチ以下のパイプで溶接していたり、リヤのトーコンバーをアームに接続していたりと、自分では考えたことがなかった工夫をしていました。幣チームのフレーム・サス担当にも見てもらいたいと感じ、もしこのような機会があれば次はもっと大人数で来たいと思いました。

またPRタイムでは慣れた手つきで準備を進めて頂きました。場馴れしているのかどうかはわかりませんが、私が不明瞭なことを言ってもフォローしていただき感謝していました。私もFFNチームメンバーと同じ位話せるようになりたいと思いました。

 

(2) イベントを実施した感想

私は学生フォーミュラ・車体の技術的な事柄を人前で話すのが苦手です。

複雑なレギュレーション、複雑な機構のTVD、説明するのが大変というのが大変、というよりも、自身の説明下手により理解してもらえない相手を見るのが嫌でした。弊校でも学生フォーミュラについて知っている人は多くありません。

そんな中でご招待いただいた「人とくるまのテクノロジー展」での展示。ブースをチラ見し、颯爽と過ぎ去っていく人もいれば、真剣な顔で車体を見ていく人もいました。なかなか声を掛けられず、初日はチラシもあまり配れませんでした。ですが声をかけてみると、そこで初めて電気自動車であることや、モーターが二つ搭載されていることに気付いていただきました。また学生フォーミュラ自体の存在は知っていても、大会は見たことがない人が多かったです。この三日間で様々な人と交流し、学生フォーミュラ活動や車両について多くの方に知っていただけたかと思います。

相手に知ってもらうことの大切さを噛み締める三日間となりました。ここで感じたこと、勉強したことをチームや学生フォーミュラの活動・広報に役立てていきたいと思います。最後になりますが、パシフィコでの展示に招待いただきありがとうございました。関係各位すべての方にこの場を借りて感謝の意を示します。