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スーパーフォーミュラ見学を終えて

今回、スポーツランドSUGOで開催されたスーパーフォーミュラの見学会に、東北大学から9名、岩手連合から3名が参加ました。

スーパーフォーミュラ(チームルマン)では、ピット内でのレース前の様子や機材などの説明をして頂き、F3(アルビレックスRT)ではサスペンションなど車両の仕組みを中心にドライバーの方のお話なども交えながら見学させて頂きました。

モータースポーツを間近で見るのが初めての経験であったため、レースそのものの雰囲気に終始圧倒されていたのもありますが、ピット内の様子や車両の工夫まで知ることができ、とても刺激が多い見学会となりました。さらに、詳しく説明してくださったことで知識が少ない箇所のことも理解しやすく、私達が製作している車両との違いを探す楽しさもありました。

私は学生フォーミュラ大会に向けコクピット周辺の設計を担当しており、数多くのレギュレーションと限られたスペースでいかにドライビングポジションを向上させられるかに頭を悩ませていたのですが、そのためドライバーの姿勢づくりには特に驚かされました。実際にピットに入り現場の雰囲気を感じられたことで、車両の製作段階だけでなく、レースを重ねていく段階でもドライバーとのコミュニケーションを大事にしているということを知ることができました。当たり前のことかもしれませんが、マシンの性能を最大限に発揮できるよう製作、整備するのはもちろん大切なことですが、それだけでなくドライバーの能力も最大限に発揮できる整備も大切であると考え、学ぶことができました。

このような貴重な機会を設けて下さり、大変感謝しております。ありがとうございました。

岩手連合学生フォーミュラチーム 一関高専 最上 会子