カーボンモノコックを採用している京都大学は、今年はモノコックを一新。設計の自由度を求めて自作したホイールや、真円のパイプでありながら使用場所に応じて設計を変えているアーム類など、見どころ満載の一台。どうやらコスト審査の点数は気にしていないようです。
さらに、そのサイドスカートには見慣れない造形が。上から見るとギザギザで、フロント側には凸形状のものを備えていますが、ここで渦状の空気の流れを作り、負圧になっているボディ下面へのサイドからの空気の流入を防ぐことを狙っているとのこと。その走り、とても気になります。
(写真撮影:青山義明氏)