レポート:名城大学2年尾崎慎弥さん
2019年10月26日(土)に静岡県磐田市のヤマハ発動機本社にて、同社様主催の車体講習会および技術相談会が開催されました。関東、中部、中国地方の大学、12校32名が参加してサスペンション設計、セッティング理論についての勉強会となりました。
車体講習会では車両セッティングについての基礎的な内容、設計段階からの注意点についての講習で初めて耳にする内容が多く、車両を設計する前のこの時期に判りやすい講義内容で説明してもらえました。また、講習の中では参加大学からの発表もあり、テスト走行を行う際の持込セットの決め方や新しいフレーム構造へのチャレンジなど、講師の方に教えていただくだけでなく、参加校同士のディスカッションも行われ、これからの開発期間に向けて大変勉強になりました。
ジオメトリーとセッティングについて車両運動を含め講義を受け自分のもつ知識を改め、新たに勉強すべき点を明確にすることができ、セッティングにおいては具体的なポイントや注意点をチームで細かく見直そうと思いました。
今回もこの車体講習会後の時間に技術相談会が併催されました。2019年大会で抱えた問題点の解決方法についてヒントを得ようとする学校、来年大会に向けた設計の疑問点を相談する学校など、課題は様々ですが他校の相談内容への講師の説明を他校も共有しながらの勉強会となりました。
最後になりましたが、お忙しい中、ご担当いただいたエンジニアの皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。