(レポート:学生フォーミュラ実行委員・加世山 秀樹)
いよいよ本大会を1カ月後に控えた8月8~10日、エコパではこの時期恒例の「3支部合同試走会」が開催されています。
車検テント前では、8日のオープン早々から車検待ちの行列ができました。事前の申し込みではEVを含む41校が参加と、例年以上の盛り上がりをみせています。
車検テント内では「本大会とほぼ同等レベル」の車検が実施されています。見落としてしまいがちなポイントや、ミスしやすい個所などが、てきぱきとわかりやすく学生クルーに説明・指摘されるので、マシンの不備を洗い出し、本大会でスムーズな車検通過に繋がることでしょう。
一方、2名の車検スタッフが各チームテントに出向いて「出前・脱出テスト」を実施しました。合図から5秒以内でマシンから離脱する…簡単そうに見えてちょっと戸惑うドライバーも少なからず見受けられました。1回目で失敗したドライバーが車検スタッフから「コツ・要領」を教えてもらえるのも試走会ならではの光景です。
なお、8日の車検に続いて9、10日には動的イベントに入ります。このため8日には企業からの運営スタッフらによるコース設営が行われました。この日の最高気温はなんと37℃! 運営スタッフらは流れる汗をぬぐいながら、作業を進めていました。見えないところで多くの人々の支えているということを、忘れないようにしたいものですね。
今日9日からはいよいよ試走が始まります。暑さに負けず、がんばりましょう!