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東京モーターショー展示レポート

名古屋大学フォーミュラチームFEM 小杉直

10月25日から11月5日まで開催された東京モーターショー2017での車両展示の機会を頂きました。

私たち名古屋大学フォーミュラチームFEMとしては初めての東京モーターショーでの展示でしたが、想像以上に多くの方々に自動車技術会ブースにお越しいただき、学生フォーミュラや幣チームの認知度向上へ向け良い機会となりました。

期間中にはスポンサー企業の方々や学生フォーミュラ関係者も来られましたが、多くはこのブースで学生フォーミュラを初めて知った方でした。そのため学生フォーミュラが単に加速、旋回、耐久性などの走行性能を競うだけでなく、車両コンセプト、設計の評価、原価計算など、ものづくりの総合力を競うものであることが伝わるように努力しました。東京モーターショーでは他にも多くの電気自動車が展示されていましたが、私たちの説明や車両から電気自動車の環境性能だけでなく、モータの持つ走行性能の高さも伝わっていたら幸いです。中には学生フォーミュラに深く関心を持っていただき、車両の細部まで質問や助言をされる方や、スポンサー支援の話を持ち掛けてくださる方もおり、新たな交流の場ともなりました。

さらに隣にトミカブースがあったこともあり、週末には多くの親子にも訪れて頂きました。小型のフォーミュラカーとはいえ、間近で見て実際に車両に乗れるということは他のブースではなかなかできないことであり、子供達には好評だったと思います。数年後、この子供達が学生フォーミュラに参加してくれれば嬉しいです。

また、幣チームでは事前に展示の案内をしたことにより、多くのスポンサー企業の方々に来て頂いたり、名古屋大学の名前を見て今まで活動を知らなかったOBの方にも来て頂いたりして、今年の大会結果を祝福して頂いたり、今後の発展を応援されたりして、非常に活動の励みとなりました。それと同時に多くの支援があるからこそ続けられている活動であると再確認でき、しっかりと感謝しなければならないと思いました。

幣チームでは毎年数回このように車両の展示することがありますが、東京モーターショーはとりわけ注目度が高いイベントであり、来場者数も極めて多いため、学生フォーミュラの認知度向上に適したイベントであると思います。このように積極的にPR活動を続け、学生フォーミュラの発展に寄与できたら良いと思います。

最後になりますが、このような貴重な展示の機会を設けて頂いた関係各所の皆様に感謝申し上げます。今回の経験を活かし、これからも精力的に活動を続けていきたいと思います。