7月上旬から各地区で実施している学生フォーミュラ記者発表。
本日は、人とくるまのテクノロジー展名古屋展示会内で実施される「中部地区記者発表」と、岩手県盛岡市の岩手県庁で実施する「東北地区記者発表の」2つが開催されました。
本記事では岩手県庁にて実施した東北地区記者発表について報告します。
東北地区の学生フォーミュラ参加チームは、一関工業高等専門学校と岩手大学の連合チームである「岩手連合」と、大学単独のチームである「東北大学」の2チームがあります。東北大学は都合により今回の記者発表には参加せず、今回は岩手連合チーム単独での記者発表となりました。
記者発表は14:30に開始しますが、発表に先立ち、展示車両の搬入を13時過ぎから行いました。
展示車両は地元のピアノ輸送業者さんに搬送して頂きました。この搬送車両は普通のパワーゲート付きトラックなのですが、フック付きのスロープの装備があるのが特長で、少人数で安全に競技車両の積み込み・積み下ろしが出来ます。
無事車両を積み下ろし、車両展示の設営を完了しました。
記者発表は予定通り14:30より開始しました。今回は、3社の地元紙の記者様にご参加頂けました。
まずは、一関工業高等専門学校の井上先生より、学生フォーミュラの概要についてご説明頂きます。このパートは各地区の記者発表でほぼ共通です。東北地区のトピックとして、この地区の2チームと活動実績について触れて頂きました。
その後、岩手連合チームリーダーの千葉君より、チームの活動内容の紹介がありました。
今年よりホンダNSXのモーターを使っていること、新しい試みとしてエネルギー回生ベクタリングを考えていること、しかし全体の進行は去年より遅れ気味であること等、やや苦戦しながらも頑張っている様子を報告してくれました。
その後、展示車両に記者の皆様をご案内します。
記者様に加えて、岩手県庁の皆様や来庁者の皆様にもご覧頂き、かなり大人数でのお披露目となりました。
ご覧いただいている方の中に東海大学の学生フォーミュラOBがいらっしゃって、オーストラリア遠征に行かれた方とのことでした。色々なところでフォーミュラOB/OGの方がご活躍されているなと認識を新たにしました。
記者様にはかなり熱心にご質問頂きました。
特に、エネルギー回生の部分に興味を持たれた記者様が多かったようです。
質疑応答終了後、競技車両を搬出して、記者発表は完了となりました。昨年に引き続き、今年の記者発表においても、岩手県庁職員の皆様には展示場所の手配や車両誘導対応等、大変細やかなお気遣いを頂きました。あたたかなご支援に感謝いたします。有難うございました。
次回の記者発表は、8月2日に九州工業大学のオープンキャンパスで実施する公開記者発表になります。
https://www.kyutech.ac.jp/examination/oc-opencampus.html
こちら、どなたでもご参加頂けますので、お近くの方は是非足をお運びください。