大会News

News01: 大会News、始まります。

学生フォーミュラ日本大会実行委員会では、2021年シーズンより、大会に関わっていただいている皆様に向けた情報発信を強化していく目的で【大会News】企画をスタートいたします。

本大会期間中以外でも、大会を運営している中で書面だけでは伝えきれないことや、先を見据えての意図などを丁寧に発信するために、日本語版は大会ブログにて記事を掲載をしていきます。今後、大会Newsは毎月15日頃を目処に更新していきますので、ご覧いただけますと幸いです。

今回の記念すべき第1回目は水谷実行委員長からまずご挨拶いただきます。

皆さん、こんにちは。21年度大会実行委員長の水谷です。

残念ながら20年度 大会は中止の判断となりましたが、各チームにおいては既に21年度の大会に向けて活動を開始していることと思います。21年度の大会に関してはコロナの状況により未確定部分も多く不安が募るばかりかもしれませんが、我々実行委員会は開催を前提に活動をしています。

私たちの想いは皆さんが産業界に入る前に、学生フォーミュラを通して貴重なモノづくり体験をしてもらい、社会人になってからの活動の礎として欲しいと思っています。そのためにも、ぜひ皆さんも苦しい時期ではありますが少しでもこの苦難を乗り切ることを考えて一歩ずつ進んでほしいと思います。もちろん、自身、周囲の方々の安全、健康を確保することが第一です。

21年度大会については海外大会などの動向も踏まえて、静的審査をオンライン開催する方針です。現車確認が必要な部分もありますが、どのように公平に審査が出来るか、審査項目の見直しまで含めて検討を行っています。皆さんにも内容が確定した段階で順次展開していきますので、しばらくの間お時間をいただきたいと思います。

我々産業界もコロナの影響を受けて、仕事の仕方が大きく変化しております。テレワークへの対応も急速に進んでおり、皆さんが就職する頃には当たり前になっていると思っています。是非、このような働き方をいち早く体験できる場としても前向きにとらえてほしいと思います。

話は変わりますが、 11月の菅総理の2050年カーボンニュートラル宣言を受けて我々自動車産業も大きな転換期を迎えています。この学生フォーミュラも20年近い歴史を重ねてきましたが、その動向を見ながら新たな世界に踏み出す準備を始めています。皆さんからの意見に耳を傾けながら、新たな時代をより楽しく実践的な学びの場となるようにしていきますので、期待してください。

キャンパスの規制、授業のキャッチアップなどで悩みは尽きませんが、私たち実行委員会は皆さんを応援しています。頑張って乗り切っていきましょう!

第19回 学生フォーミュラ日本大会2021 実行委員長 水谷泰哲(トヨタ自動車)


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