京都大学フォーミュラプロジェクトKART 野口晴臣
2月9日~11日にインテックス大阪にて開催された自動車カスタマイズの展示会である『大阪オートメッセ 2019』にて、弊チーム京都大学フォーミュラプロジェクトKARTの車両を展示しました。展示したのはCARトップブースの企画展示コーナーで、ポルシェ911やホンダNSXといった名車両に並んでの展示となり、多くの方の目に触れることとなりました。
例年20万人以上の来場者を誇るこのイベントでの車両展示は、学生フォーミュラの周知という意味で大きな効果があったと思います。カスタマイズカーの祭典とはいえフォーミュラマシンへの注目度も高く、車両の前で一度足を止め、関心を示して下さる方も多くいらっしゃいました。関心を示して下さった方には、学生フォーミュラを特集した新聞とチームのビラをお渡しして本活動を認知していただくとともに、車両の特徴やこの活動の魅力について説明致しました。
また、ブースのステージでトークショーも行われました。トークショーはモータージャーナリストの国沢光宏さんや、マツダでロードスターやRX-7の開発に携わり、現在は山口東京理科大学でFAを務めていらっしゃる貴島孝雄教授を交えて行われました。本活動をより多くの方に知っていただく良い機会であるとともに、実際に自動車業界と接点を持つ方々とのお話はチームのメンバーにとっても刺激になりました。
他にも、元レーシングドライバーの土屋圭市さんなど著名な方との交流もあり、非常に貴重な体験となったと感じております。
どのチームも次年度の車両製作期に入っており多忙であるのと同時に、前年度車両が保存されていない場合も多かったと思われ、今回車両を展示したのは弊チームだけでした。しかしながら、学生フォーミュラの周知はもちろんとして、自チームの宣伝としても大きな効果が感じられました。次年度も学生フォーミュラマシンの展示をしていただけるとのことなので、複数台の車両が並ぶことに期待します。
最後になりますが、このようなPR活動の機会を設けていただいた関係各所の方々に厚く御礼申し上げます。