レポート：青山義明
2019年2月9日（土）〜11日（月・祝）までの3日間、大阪府・大阪市住之江区のインテックス大阪において『第23回 大阪オートメッセ 2019』が開催されました。
大阪オートメッセは来場者数20万人以上を集める関西最大級のカスタムカーによるモーターショーで、今回は「ひろげる・つながる・クルマのワクワク」をコンセプトに、過去最大規模、出展車両約600台での開催です。
今年は京都大学フォーミュラプロジェクトKARTも出展。こちらは、会場6A号館のCARトップブースの企画展示コーナーに展示となったもので、ポルシェ911、ホンダNSXと並んで、ゼッケン9をつけた学生フォーミュラマシンが展示されました。
展示スペースの横には、CARトップ特設ステージが用意されており、モータージャーナリストの国沢光宏氏が司会を務め、KARTのメンバー、そしてマツダでロードスターやRX-7の主査として活躍し、現在は山口東京理科大学でのFAを務めている貴島孝雄教授とともに「学生フォーミュラ」と「京都大学KART」についての紹介のトークショーを開催しました。初日となる9日にはKARTのFAである山路先生も飛び入り参加し、大いに盛り上がりました。
ブースの担当者は、今後も学生フォーミュラチームの出展に期待していると語っています。
「私たち、大阪オートメッセを主宰する交通タイムス社およびCARトップ編集部では、これからを担う若者たちの自動車に関わる活動を応援していきたいという思いで、さまざまな企画を展開してきております。全日本学生フォーミュラ大会の取材、自動車大学校を中心とした学校訪問企画などCARトップ誌での取材や、この大阪オートメッセでも、CARトップのブース内で企画展示という形でこれまでもさまざまな学校に出展をしてもらっております。
今回は、前回の全日本学生フォーミュラ大会での上位校が関西に集中していたということもあり、中部・関西のいくつかの学校に出展のお願いをさせていただきました。残念ながら、大阪オートメッセは皆さんがちょうど忙しいタイミングでの開催となっており、なかなか出展を快諾とはいかなかったのですが、それでも京都大学KARTさんに来ていただいて、大変助かりました。
また、次回開催（2020年2月14日〜16日）でも、ぜひ学生フォーミュラのマシンを並べたいと考えております。ご興味のあるチームの皆様、ぜひ参加をお願いできればと思います。連絡をお待ちしております」
