2022年4月1日（金）、自動車技術会誌の新企画としてレジェンド対談を行いました。
本企画は自動車業界のレジェンドに対し、若手エンジニアや学生がインタビューさせていただく内容となっており、第一回目のレジェンドはマツダにてロードスターやRX-7、787Bと言ったレーシングカーの開発で知られる貴島孝雄教授です。
今回はインタビュアーとして東京農工大学学生フォーミュラOBが参加させていただきました。
アイスブレイクとして、まずは学生フォーミュラMODでのバーチャルエンデュランスを体験いただきました。長年、動的感性工学をテーマに開発や研究を行われてきた貴島教授に自分たちが開発したMODを体験いただくのは緊張しましたが、同大学の学生フォーミュラチームでも実際に活用して頂いている様子なども伺うことが出来、とても和やかな雰囲気でインタビューへと入ることが出来ました。
インタビューでは、エンジニアとしての仕事の向き合い方や若手時代に考えていたこと、主査として多くの人の上に立つ時に意識していたことなど貴重なお話を伺いました。インタビューのところどころで「もっと面白い技術の話をしようや」とにこやかに仰って下さりました。最終的には人や仕事に対する、向き合い方や考え方と言ったエンジニアとしての哲学に話題が収束していたことが印象的で、そうした目に見えないものも大切にされていると感じました。
また、インタビュー以外の部分でも、我々学生や収録スタッフを気遣って下さりそうした振る舞いからもレジェンドがレジェンドたる所以を感じました。 インタビューにご協力頂いた貴島教授始め、撮影の準備にご協力頂いた同大学学生フォーミュラチームの皆様にこの場をお借りしてお礼申し上げます。ありがとうございました。
会誌編集担当より
本企画は、会誌「自動車技術」2022年6月号に動画で掲載予定です。
これを機会に、会誌「自動車技術」のファンになっていただけると幸いです。
PS：自動車技術会の公式YouTubeチャンネルに、「学生フォーミュラMOD開発講座-3Dモデル編」のアーカイブ動画を公開しました。是非、ご覧いただければと思います。