毎年,この時期恒例の溶接,加工技術を学ぶ標記セミナーが今回も埼玉県北部にあるものつくり大学で開催されました。
・講座の内容はこちらをご覧ください。
今回の受講生は7校12名。遠くは関西からも駆けつけた熱心な学生もいて早くも会場となる作業場は熱気でムンムンしています。まずは,午前の座学に引き続き,自動車メーカーOBのボランティア団体「マイスタークラブ」の講師から午後からの実技講座について説明があります。数班に分かれて早速,実技がスタートです。
加工の基本はまず「ヤスリがけ」(写真上)と「ノコ引き」から(同下)。加工時の姿勢からツールの使い方,コツにいたるまで講師が丁寧に指導します。
こちらは電気溶接(写真上・中)とガス溶接(同下)の実習です。現役時はF1マシンも手がけた事のある名人級の講師が手取り足取りで受講生を指導します。
フライス盤での加工実習です。見た事もない加工機械に受講生らも最初はおっかなびっくりでしたが,講師の指導で徐々にカンどころを掴んできたようです。
2日間の講習も終わってみれば,あっという間の出来事。2日間での受講生全員の課題製作品を前に講評とアドバイスを講師からいただきました。はたしてその出来ばえは??…受講生らの顔が緊張で引きつったようにも見えました…
最後は参加者全員で記念撮影です。今回,勉強した事でマシンの製作に役立ててほしいものですね。
最後に今回の講座にご協力いただきましたものつくり大学様,マイスタークラブ様に心から感謝いたします。ありがとうございました。