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学生フォーミュラ活動を正しく伝えていきたい―関西地区記者発表会感想―

京都工芸繊維大学 学生フォーミュラ参戦プロジェクト
野渕 頌平

7月20日 関西地区参戦発表会

7月20日の参戦発表会では、複数のメディアに向けた学生フォーミュラプロジェクトの紹介や、我々の活動を簡単に紹介するプレゼンテーションを行いました。また、弊チームの車両展示も行い、初めて学生フォーミュラーカーを目にしたメディア関係者に対して我々の活動のアピールを行いました。

全日本学生フォーミュラ大会も今年度で第15回を迎え、少しずつではありますが、新規スポンサーのお願いに伺った企業の方々や、大学のオープンキャンパスに来られる高校生や親御さんの中で、学生フォーミュラを知っているという方が増えてきているように感じます。

こういった中で、この度関西地区で初めて記者発表会を行う場を設けて頂き、より多くの方に我々の活動を知って頂くため、プレゼンテーションや活動のアピールに力を入れて今回の記者発表に臨みました。

ここで重要となるのが、我々は単に車を作って走らせているだけではないことを伝えることだと考えております。大会では、車両の走行性能だけでなく、静的審査において車両のデザイン・設計思想・開発プロセス・コスト等といった様々な観点から採点され、それらの総合得点で競われます。学生フォーミュラチームが競技車両を製作し、競技を行っていることは認知されていても、デザイン・コスト・プレゼンテーション審査に対し、我々が動的審査以上に多くの時間を費やして様々な思案を巡らせていることを知っている方は多くはありません。こういった総合的な車両開発を、学生のうちから行っているプロジェクトが存在することを、この活動を知らない方々に正確に伝えることが最も重要であると考えており、また、この度の記者発表会でそれらを伝える難しさも再確認させられたと感じております。

これからも学生フォーミュラのPR活動として出展させて頂く機会が何度かありますが、より多くの方々にこの学生フォーミュラプロジェクトを正しく認識して頂くため、より良い伝え方を思案していきたいと考えております。

発表会の様子