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SF鈴鹿開幕戦見学会記事

4月23日~24日 鈴鹿サーキット

(レポート:静岡理工科大学フォーミュラプロジェクト 新村 磨矢さん)

鈴鹿SF見学会

間近でピット作業を観察

4月23~24日にかけて三重県鈴鹿サーキットにて開催された「全日本選手権SUPER FORMULA」の開幕戦にて、学生フォーミュラ活動をしている学生向けの見学会が行なわれました。

今回の見学会では、株式会社日本レースプロモーションよりパドックパスを学生用に用意していただき、普段は入れないピット付近まで入ることができ、レースウィークの緊張感を肌で感じることができました。

また、予選・決勝直前のドラゴコルセのピットにお邪魔させていただき、プロのレーシングチームがセッティングを行っている現場を見学させていただきました。プロのレーシングチームが作業しているところを見ながら、自動車評論家の両角岳彦氏に今メカニックが何の作業をしているか、どんなところを注視しているか、を解説していただき、プロの限られた時間の中でクルマを仕上げる術を学ぶことができました。実際にチームをマネジメントしている方に注目していると、作業には一切手を出しておらず、指示出しと片付け等の裏方に回っていることがわかりました。

また、簡易常盤を用いたり、コーナーウェイト・キャンバー・トー・車高を最短時間で測定できるような道具を自作していたりと、自分たちが学生フォーミュラのマシンを走らせる上でも役立つことを実際に見ることができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。

この2日間で実際のモータースポーツの現場の最高峰を体感することができ、とても刺激になりました。この見学会で体験できたことを今後の学生フォーミュラの活動にも活かせていければと思います。

最後になりましたが、株式会社日本レースプロモーションをはじめ、今回このような機会を用意してくださった方々に感謝申し上げます。

鈴鹿SF見学会

観客席よりスタート前進行を観戦