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東北地区、報道関係者向け発表会開催

(レポート:岩手連合学生フォーミュラチーム プロジェクトリーダー 菊地俊行さん)

7/28(木)、岩手県庁にて東北地区記者発表会が行われ、今年も岩手連合チームと東北大学が参加しました。どちらも電気自動車(EV)部門に参加しているチームです。新聞社4社、テレビ局3社と多くの報道関係者の皆様に来て頂きました。

まず、アイシン精機の長谷川様が学生フォーミュラ大会の概要についてご説明されました。その後岩手連合チーム、東北大学の順にチームの紹介を行いました。

アイシン精機長谷川様による学生フォーミュラ大会の説明

アイシン精機長谷川様による学生フォーミュラ大会の説明

報道陣の皆様

報道陣の皆様

最初に発表を行った岩手連合学生フォーミュラチームですが、今年も一関工業高等専門学校、岩手大学、岩手県立大学の3校による連合チームで参戦します。昨年の大会は初参戦したものの電気車検を通過できず、悔しい結果となりました。今年はその車両をベースに大幅な軽量化を行い、独自のトルクベクタリング装置でEV部門優勝をめざします。

岩手連合チーム。リーダーの説明

岩手連合チーム。リーダーの説明

次に東北大学フォーミュラチームのリーダー澤瀬燈さんが説明を行いました。昨年EV部門最軽量化賞を受賞した東北大学チームですが、今年のマシンは「速い、軽い、扱いやすい」をコンセプトにより洗練された車両をめざしているそうです。今回の記者発表には車両を持ち込むことができなかったものの、仕上がりは順調で、既に走行試験を重ねているとのお話でした。

東北大学チーム。リーダーの説明

東北大学チーム。リーダーの説明

東北地区で激しく火花を散らす両チームですが、実はさまざまな部分で交流が盛んです。岩手連合チームは結成時に東北大学チームに多くの事を教えて頂きました。今年も1月に東北大学に伺ってお話をしました。そのような交流もありますが、実はなんと一関高専のFA澤瀬薫先生と東北大学チームのリーダー澤瀬燈さんは親子でもあります。親子2代にわたって学生フォーミュラに関わっている非常に珍しい例です。

EVは技術的にも難しく、参加校も少ないです。東北地区の2チームで共に高め合いながら、学生フォーミュラ大会をもっと盛り上げて行きたいと思います。

岩手連合チームと東北大学チーム

岩手連合チームと東北大学チーム