試走会・テスト

三支部合同試走会を終えて ー 東北大学 EV

●ここまでの実走開発について

Q1 今年の車両が走り始めたのはいつでしたか?
A1 6月4日

Q2 それから何回、総計で何kmほど走りましたか? (今回の試走会を含めて)
A2 約31km

Q3 その中で直面した主要な問題は、まずマシンの面ではどんなことがありましたか?
A3 制動力の確保、低電圧バッテリーの劣化による始動性の悪さ

Q4 同じくチームの開発態勢、チーム運営などの面ではどんなことが難しかったですか? どんな問題が発生しましたか?
A4 毎年のことですが、設計製作に関する技術・知識を持つメンバーの比率が少なく、経験の乏しいメンバーとの意思疎通が大変でした。また、作業場が大学から15km圏内に散在しているため、物品や人の移動とその準備に気を遣いました。

●今回の試走会について

Q5 今回、各イベントを何回走行して、結果はどうでしたか?
動的種目未出走、機械車検通過、電気車検不通過

Q6 車両には何か問題点や故障は発生しましたか? それにどう対処しましたか?
A6 今回の試走会にあわせて新規搭載したアクセル制御系が上手く動作せず、現場での対応となってしまった。

Q7 今回の試走会で「やりたかったこと」「確認したかったこと」は?
それはどのくらい、どんな内容で達成できましたか?  達成レベルは?(目標を100として、実際にやれたレベルは…)
A7 車検時間の確認、他校との彼我分析(区間タイム比較など)、バネ系のセッティング、電費計測、高電圧系温度上昇の計測、新搭載機構の動作確認、制御回路等への振動影響の確認。達成レベルは5/100くらいです(一応車検受けた分の点数です)。走れなかったので殆ど成果はありません。

●この後、1カ月後に迫った全日本大会に向けて

Q8 チームのベースに戻って、とくにマシンの整備・修正に関してはまず何をしますか?
A8 今回未出走の原因であるトラブルシューティングはもちろん、予定していた通りOHを行います。配線各部の劣化状況、機械部品の損傷状況などの確認をします。
Q9 今後4週間の車両開発と整備の内容として、具体的に何をどう進めようと計画していますか?
A9 屋外での試走機会が残り4回(含もてぎ試走会)しかないため、三支部合同試走会でできなかったことを織り込みながら、予定していた冷却機構の試験、足回りのセッティングを行っていきます。また、もてぎを目途にカウル搭載をします。

Q10 今後4週間の中で走行予定はどこで、何度、計画していますか?
A10 宮城県内で3回ともてぎ試走会の合計4回

Q11 その他、大会に向けたチームの組織・運営面などで計画していること、留意していることなどを記してください。
A11 静的審査への準備はもちろん、EV特有の問題である車検時間を短縮するための資料準備や、大会当日スケジュールの煮詰めを行っていきます。